世界最大の流通性と取引量24時間動き続ける外国為替市場の魅力とは?
外国為替取引の魅力
FX(外国為替証拠金取引)に限らず、外国為替取引の最大の魅力はその流動性の高さにあるといえるだろう。
世界中の金融機関が参加する外国為替市場は24時間、常に世界のどこかのマーケットで取引が行なわれている。
また世界をつなぐ貿易には各国通貨の取引は必要不可欠であるため、その取引量も膨大。
外国為替市場全体の1日の総取引量は、3兆2100億ドル(約321兆円 国際決済銀行発表 2007年現在)規模にのぼる。
外国為替市場とは、まさに世界最大の流通性と取引量を誇る「眠らないマーケット」なのだ。
外国為替市場の最大の特性である高い流動性は、投資家にとって大きな味方となると見るべきだろう。
流通量が大きいと、価格変動は安定し、また売買したい時にすぐできるというメリットがある。
投資にはリスクが必ず存在するが、たとえリスクを負っても被害は最小限に留めたい。
外国為替市場のように流動性が高いマーケットならば、もし間違った投資をしてしまったとしても、比較的素早くリアクションを起こすことができる。
リスクへの対処は時間との勝負。
被害が少なければ、また次のポジションにも移行しやすい。
つまり、この高い流動性を味方にすることができれば、リスクを最小限に抑え、果実を獲得することは十分に可能であるといえるだろう。
もう1つ外国為替取引の魅力を挙げるならば、中・長期の視点で見ると、マーケットのトレンドの傾向が比較的はっきりと把握できるという点だ。
別項でも詳しく説明するが、外国為替市場とは、各国の通貨を取引しているため、通貨の発行元である国々の経済情勢が大きく反映される。
そのためマーケットのトレンドは、各国の経済情勢をある程度素直?に映し出す。
したがって、各国の経済情勢をきちんと分析することができれば、マーケットのトレンドを把握することは、それほど難しいことではない。
この場合は、中・長期視点とは3?5年スパン。
これが短期になればなるほど、トレンドの傾向をつかむのは難しくなる。
2009年1月現在、ドル円相場は急激な円高ドル安傾向にある。
2007年前半まで好景気が続いていただけに、現在の米国経済の急激な落ち込みは世界中にショックを与えた。
一方、日本経済も落ち込んではいるが、米国ほどの落差はなく、まだ足腰はしっかりしている。
さらに米国が金利を引き下げたことにより、日米の金利差はどんどんは縮小している―。
このように日米の経済情勢を分析していくと、中・長期視点で見た時、この円高のトレンドは当分続くと考えるのが妥当だろう。
外国為替市場は、このような「素直」な分析がそのまま反映されて動くマーケットなのだ。
この特徴も個人投資家にとって大きな味方になる。
金融のプロも参戦する外国為替市場だが、マーケット自体は各国の経済情勢をそのまま反映している。
各国が発表する経済指標や要人発言など、個人投資家でも得ることができる情報で、十分にマーケットのトレンドをつかむことができるのだ。
このような特性を持つ外国為替市場だが、その流動性の高さは、たとえ1度失敗をおかしても、まだ取り返すチャンスがあるといえるだろう。
相場格言に「相場は明日もある」というものがある。
1度の取引に一喜一憂するのではなく、いくつもの取引を重ね、貴重な経験を積むことで外国為替というものを体感することが必要なのだ。
ココがポイント!
高い流動性を味方につけた投資家が果実を得る!